<Header>
<Author: 白居易>
<Title: 病中哭金鑾子>
<Format: 格式不明>
<Year: 1964>
<BookName: 漢詩大系  白樂天>
<Translator: 田中克己>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 病中、金鑾子を哭す>
<BookPage: 161-162>
<UsedPage: 2>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
豈料吾方病，
飜悲汝不全。
臥驚從枕上，
扶哭就燈前。
有女誠爲累，
無兒豈免憐。
病來纔十日，
養得已三年。
慈淚隨聲迸，
悲腸遇物牽。
故衣猶架上，
殘藥尚頭邊。
送出深村巷，
看封小墓田。
莫言三里地，
此別是終天。
<End Poem>
<Translation>
どうして予想したろうか自分の病中に、おまえの死を悲むことになろうなど。ねていた自分はびっくりして起きあがり、人に助けられ燈明のまえで哭した。女の子など身のわずらいなのだが、男の子がないから悲しまずにはおられない。病気になってからたった十日間だが、三年のあいだ育ててきたのだ。慈愛の涙が声とともにほとばしり、なにかにつけて断腸の思いがする。着ていた着物はまだ衣架にあり、薬ののこりが枕もとにあるのだ。野辺の送りをして村はずれ、小さい墓に埋めるのを見る。家からたった三里しかはなれてないが、この別れが永久の別れだ。
<End Translation>
<Formatted Translation>
どうして予想したろうか自分の病中に、おまえの死を悲むことになろうなど。
ねていた自分はびっくりして起きあがり、人に助けられ燈明のまえで哭した。
女の子など身のわずらいなのだが、男の子がないから悲しまずにはおられない。
病気になってからたった十日間だが、三年のあいだ育ててきたのだ。
慈愛の涙が声とともにほとばしり、なにかにつけて断腸の思いがする。
着ていた着物はまだ衣架にあり、薬ののこりが枕もとにあるのだ。
野辺の送りをして村はずれ、小さい墓に埋めるのを見る。
家からたった三里しかはなれてないが、この別れが永久の別れだ。
<End Formatted Translation>